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2005年05月27日

落としたクリップを拾うコスト

例えば、年収600万円の社員を例にとると、年間2000時間働くとして1時間の人件費コストは約3000円になる。1分間の人件費は50円。床に落としたクリップを拾う動作に約3秒かかれば、拾うコストは2円50銭ということになる。クリップ一つの価格は1円もしないだろうから、1円のクリップを拾うために2円50銭以上かけてはいけないというのがそのコンサルタントの論理なのだ。

 例えば、日報を書く、顧客に新製品の説明をする、部下の行動管理のための面談をする、メールで返事をするといった様々なレベルの仕事に会社としてどれだけのコストをかけているかを把握しているだろうか。多くの大企業では行動原価の把握は“おざなり”になっている。そのため、なぜコストが膨れ上がっているのか、どうすればカットできるのか分からない。

 行動原価を把握していない会社がどうなるかというと、売り上げの調子のよい時はどんどんコストが膨れ上がる。逆に売り上げが下がってくるとそのような会社は一律でコストカットに走って、売り上げを伸ばすべき成長のボトルネックの部分をさらにボトルネックにさせてしまったりという悪循環が起きる

http://premium.nikkeibp.co.jp/bits/bits_column/column_d54_01.shtml

あー、うちの幹部連中に読ませてぇ〜〜!

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投稿者 horin : 2005年05月27日 12:34 | トラックバック
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