実は日本の農薬使用量は、単位平方メートル当たりで世界一多い。無農薬と口では言っているが、とんでもない。農薬に設定されていない同じような機能を持った薬を使っているだけだ。もし本当に無農薬にしたら、害虫を駆除するのも雑草を取るのも、平均年齢59歳の農民には大変な作業になってしまい、あまり現実的とは言えない。結局、日本の農地は世界のどこよりも農薬を使う、きわめて人工的な田畑といえる。
はまぐりにしても、有明海に1週間寝かせたら国産として売っていいそうだ。浜名湖のうなぎも1週間泳がせたら浜名湖産になる。つまり、生きたまま輸入すれば、食材はすべて国産に“ロンダリング”できる。「松坂牛」や「近江牛」も、すべて但馬牛を1週間それぞれの地で餌を与えれば、「松坂牛」や「近江牛」に“仕上げ加工”できる。ホクレンが出荷するアスパラガスやブロッコリー、ジャガイモだってそうだ。「北海道産」と書いてあるものは本当に北海道産だが、「北海道の…」とか「ホクレンの…」とあるのは北海道産ではなく、実はクイーンズランド産だ。我々は、“助詞”一つを巧みに使い分ける農協の詐術に翻弄(ほんろう)されているわけだ。
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/a/03/
にゃ〜るほどにゃ〜。
そんな事言っていたら、自給自足以外安心できなくなるわけだけど、そうやって汚い(?)、不透明な事が知らないうちに行われているのだわ。
まあ、大前研一の言うことも100%じゃないんだし、「世界で一番」っていう件もアヤフヤ(笑)
賢く生きるには・・・全ての正確な情報を得ようなんて無理に決まってるしなぁ。
気にしない・知らない事が一番なのかも。
それとも社会を変える??
日本人の国民性を自分で姿鏡に映してみれば、世界から見た日本の実態がよく分かるはずだ。いざとなったら意地悪されても仕方のないことを日本はやっているのだ。この点を自分で分かっていないところが、日本の最大のリスクといえる。日本は意外に嫌われている。それも不必要に嫌われている。
うーん。人間にも当てはまるかも。
無理を作業された!