いや、最近考えるんだけど、子供は親の遺伝子を受け継いで生まれてくる・・・そんな事は置いといて、何も分からず真っ白の状態で生まれてくる子供に色が付いてくるわけじゃないですか。
生きるうえで必要な事は、必ず色をつけなきゃいけないと思うのよね。例えば、車は危ないとか、火は熱いとか。
それ以外の色は?
子供が自分の周りにあるものから染められていくんだよなぁ。
例えば、看護士の娘が「大きくなったらお母さんみたいに看護士になる!」と憧れを抱いて実際に看護士という職に付くというのもあれば、魚屋の息子が「お前はオレの跡を継いで魚屋になるんだぞ!」と言われ続けられた結果、魚屋になるというのもある。
オレとしては、どっちも嫌だなぁ。後者の例は明らかに押し付けだけど、前者も怪しいよなぁ。
サラリーマンの子はサラリーマン。医者の子は医者。公務員の子は公務員。自営業の子は自営業。
やっぱ、親の色に染められてるんだなぁ。
それが悪いとは全く思っていないんだけど、なんだかとっても嫌な感じがしているのでした。
じゃあ、どうする?っていうのは、分からないけど。
いや、親の影響を無くすのなんて無理に決まってるさ。そうじゃなくて・・・
考える力、想像・想像力を付けて、育ってもらいたいと願うのでした。